必要なのは滞在許可証

滞在許可証の申請
各種ビザで入国のあと、次に必要となるのはPermesso di soggiorno(滞在許可証)です。
イタリア移民法によれば、イタリアに滞在するすべての外国人は、入国日から8執務日(土・日・祝日等を除いた日)以内に滞在地の警察署に申請し、目的に応じた滞在許可証を取得することが義務づけられています。
これを怠ると国外退去処分の対象となる可能性がある、というのが大前提になっており、必須の手続きであることは間違いありません。
観光目的の場合、90日までは観光ビザのみでの滞在が可能だということは先に述べました。
この期間中、ホテルに滞在する場合には、ホテルが宿泊者名簿を警察に提出しますので、特に滞在許可証の申請をする必要はありません。
宿泊施設側は、ツアー以外の外国人宿泊者情報を48時間以内に通報する義務があるのです。
しかし、滞在先がホテル施設以外の場合(アパルトメントーホームステイ・知人宅など)には、滞在許可証の申請が必要です。

イタリアイメージ

なお、滞在許可の種類は以下が代表的なものになっています。
・Lavoro autonomo(自営業のための労働滞在許可)
・Lavoro dipendente(企業に採用された従業員用の労働滞在許可)
・Per Motivi di studio(学生用の滞在許可)
・Per Motivo familiar(家族用の滞在許可)
・Per Motivi di turismo(観光用の滞在許可)
滞在許可証の有効期間は最長で1年間です。
最初に発行される滞在許可証の有効期間はビザに記載されているビザ有効期間で、海外で有効な保険の適用期間に大きく左右されるといわれています。
申請の受け付けは各警察署によって異なるようですが、たいてい平日の午前中のみとなっていました。
と過去形であるのは、後述しますが、06年度より、滞在許可証の申請方法が変わったからです。
公的郵便局に置いてある所定の用紙に記入のうえ、必要書類と共に郵送、のちに審査が行われる仕組みになりました。
これまでは、滞在許可証の申請から発行までは、これもまた各警察署の状況にもよりますが、最低でも30日以上を要しました(待つこと半年以上という例もあります)。
申請が受理されると、引き替え半券が発行されます。
この引き替え半券は、滞在許可証と同等の効力を持つものなので、滞在許可証本券を受け取るまでは大切に保管しなくてはなりません。

パスポート02